2年ほど前から、タイムバケットを作っています。
ご存知の方もおられると思いますが、簡単に言うと「達成時期を含めた、人生でやりたいことリスト」のことです。
私の場合、以下の動画でタイムバケットを知り、これはいい!と思って生活に取り入れました。
その結果、「後悔をしない人生を送りたい」という気持ちが強まり、転職して現在に至っています。
(もちろん、転職にはその他の要因も影響しています。最大の決定打は「夢をかなえるゾウ」を読んだことでした(笑))
タイムバケットを作ると、実に様々な気づきを得られます。
その絶大なメリットを共有したいと思い、今回の記事を書きました。
まだタイムバケットを作っていない方の参考になれば嬉しいです。
タイムバケットについて
タイムバケットについて簡単にまとめると以下になります。(詳細は上記動画をご参照ください)
- 作り方
- 自分が100歳まで生きると仮定して、「死ぬまでにやりたいこと」を書き出す
- 「5年ごと」の各時期に、やりたいことを分類する
- 自分だけでなく家族の年齢も考慮する
- 作成時のポイント
- 完璧を目指さない
- お金のことは(一旦)考えない
- 大切な人に見てもらう
私のタイムバケット
私のタイムバケットの一部をお見せします。
約2年前に第1弾を作成し、その後定期的にブラッシュアップしてきたものです。
見ていただくと分かるとおり、極端なほど30代にやりたいことが集中しています。
45歳以降にいたってはネタが思い浮かばないため、10〜15年刻みにしている状況です(^ ^;)
【31~35歳】(娘1~5歳)
- 人生の目的を言語化する
- 人生をかけてやりたいことを見つける
- 夫婦の「人生の価値観マップ」を完成させる
- 毎週末、家族でお出かけする
- 各地の動物園・水族館に行く
- キャンピングカーをレンタルする。山奥の温泉に入って、山の中で星を見ながら寝る
- 九州の親戚に会いに行く
- 娘を音楽教室に通わせる(本人が興味をもった楽器を習わせる)
- 自分の弾けるピアノ曲のレパートリーを増やす
- クリスマスにピアノサロンを借りて、友人とミニコンサートを開催する
- 毎年マラソン大会に出る。ゴール地点で妻子に祝福してもらう
- 経済的自由への道筋を付ける
【36~40歳】(娘6~10歳)
- 家族で国内旅行をする
- 親友家族と山登り
- 富士山の見える場所でキャンプする
- ジェットコースターに乗る
- カラオケ大会をする
- スポーツ観戦をする
- オーケストラ鑑賞
- 娘の演奏発表会を鑑賞する
- 実家で卓球大会を開催する
【40~45歳】(娘11~15歳)(両親70代)
- 家族で海外旅行をする
- 両親に海外旅行をプレゼントする
- 娘の部活の大会や発表会を見る
【45~55歳】(娘16~25歳)
- 娘の自立のため、適切な支援をする(就活相談・留学費用の工面など)
- 娘の成人式・大学卒業式の晴れ姿を見る
- 娘の大学卒業式の日に、家族で高級なレストランに行く
- 仕事もプライベートも含め、自分が人生を楽しんでいる姿を娘に見せる
【56~70歳】(娘26~40歳)
- 夫婦でスイス旅行
- 娘の結婚式に出席する
- 孫の顔を見る
- 孫に対して、自分の人生経験を(適切な範囲で)伝える。
【71~100歳】(娘41~70歳)
- ひ孫の顔を見る
- 孫とお酒を飲む
- 妻に心からの感謝を伝える
タイムバケットを作って得られた気づき
私がタイムバケットを作って得た、主な気づきは以下のとおりです。
- 人生の後半に行くほど、やりたいことが思い浮かばない。若さは貴重!
- 当たり前だが、妻も娘も自分と同じ速さで歳をとる
- 自分の若い時(=娘の小さい時)にやりたいことが圧倒的に多い
- 娘が親の手を離れてしまうのは意外に早い。
- 中学校で忙しい部活に入ったら、休日は殆ど一緒に過ごせないかもしれない
- 自分の人生を豊かにする支出が明確になる。
- 旅行系は多いが、「良い家に住む」や「高級車に乗る」という項目は登場しない
- 「豊かな経験」にお金を使いたい
- 今まで、自分の人生の長期的な計画を立てずに過ごしていた
- このリストを作った今でも、自分の死はなかなか明確にイメージできない
- それでも、「日々を漫然と過ごしてはいけない」という意識は確実に強まった
上記のほか、アンパンマンの歌詞(何が君の幸せ?何をして喜ぶ?)が身に染みるようになりました(笑)
日常的に更新する
タイムバケットについて感じるのは、日常的に更新することの大切さです。
私の場合、以下のようなルールに基づいて更新しています。
- 追加はいつでも、思いついた時に!
- スマホのメモ帳を活用
- 半年に1回、30分程度の時間をかけて清書する
- 上書きするのではなく、前回分をコピーした上で、新旧の項目を取捨選択する
- 数年前のものと比較すると、過去から変わっているもの・変わらないものが分かってGoodです(^ ^)
- 清書する際の観点
- 魅力的に感じなくなっている項目はないか
- 新たに加える項目は、本当に心からやりたいと思っているものか
- 自分の最近の行動は、タイムバケットの実現につながっているか
- 上書きするのではなく、前回分をコピーした上で、新旧の項目を取捨選択する
上記2つのルールによって、タイムバケットに対して脳を「アイドリング状態に保つ」ことが何より大切だと思っています。
放っておくと、簡単に日々の忙しさに流されてしまう毎日。それに抗うために、タイムバケットの更新というKeystone Habitを今後も死守していきたいと思います。
皆さんもぜひ、アンパンマンのマーチを聴きながらタイムバケットを作ってみてくださいね!
今回の記事は以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。
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