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【動画紹介】本の内容をより多く覚える方法

この記事はプロモーションを含みます

今回は、学習生産性の向上に関するTipsとして、「本の内容をより多く覚える方法」を紹介します。

※この記事は、以下の動画の日本語要約です。(一部、管理人の意訳を含みます)

目次

話者のThomas Frank氏について

Youtubeにて、読書術や習慣形成などに関する情報を発信している方で、チャンネル登録者数は290万人です(2023年5月4日現在)
チャンネルURL:https://www.youtube.com/@Thomasfrank

ちなみに英語の発話スピードは超早口。私が人生で聴いたことのある英語の中で最速クラスに速いです。

動画冒頭1分間のWPMを簡易的に計測してみたところ、驚異の236(!)でした。

私の計算間違いかもしれませんが、フィラーやポーズが殆どないことや、機能語(to, or, of, beなど)が比較的多いことから、体感的には確かにそのくらいありそうだと感じました。
※再生速度が標準(1.0倍速)であることは何度も確認しました。

TOEIC 890点の私の場合、全神経を集中させて6〜7割聞き取れるか、といった感触です。

内容自体は面白いので、興味のある題材でリスニング練習をやりたい & とにかくスピードの速い音源を求めている方は、ぜひ視聴してみてください!

動画の内容

動画では、「本の内容をより多く覚えるためのTips  5選」が紹介されています。

このような方におすすめ
  • 本を読んでも、なかなか記憶に残らない。
  • 本で学んだ内容を、実生活の中で活かせていない。

    そう、私のことです。

【前提条件】
 世の中にある本は、以下の2種類に分かれます。
(1)概念や事実が書かれた本(academic色が強い。学校の試験等で必要)
(2)上記以外の本(小説、雑誌、漫画など、(1)に含まれないあらゆる本)

 → 今回の記事では、「(1)概念や事実が書かれた本」にフォーカスして説明しています。

Tips その1:先読みする(Pre-read)

  • 文章を頭から読み始める前に、章の見出し(大・中・小)を読む。
  • 併せて、章の冒頭の1文+末尾の1文を読む。

文章の主要な箇所を先読みすることで、その内容が理解しやすく、記憶にも定着しやすくなることが知られています。(「プライミング効果」と呼ばれます)

プライミング効果の例:目を閉じて、特定の色(例えば緑)を思い浮かべ、3秒後に目を開けると、視界に入るあらゆる緑色の物が意識されやすくなる。

Tips その2:「正しく」ハイライトする

  • 「ハイライト」=重要な部分を(マーカー等で)強調すること。
  • ハイライトは非常に効果的だが、「正しく行う」ことが重要。
  • 具体的には、「マーキングを開始する前に、内容を理解することに全集中しながら、テキストを章の終わりまで読む」ことが大切。
  • 多くの人は、マーカーを沢山引きすぎる傾向あり。「ハイライトするほど、それは役に立たなくなる」ことは心に留めておくべき。
管理人のつぶやき

土井英司さんの著書「一流の人は、本のどこに線を引いているのか」に通じるところがあると感じました。この本では、「読書とは、数千行の中から自分の未来を拓く『1行』を見つける行為」と定義されています。
つい線を引き過ぎてしまう私には、大変勉強になった本でした。

Tips その3:読んだ後にメモをとる

  • 本(あるいは各章)を読み終えた後に、重要な箇所のメモをとる。
  • Tips 1「先読み」をする段階から、「何をメモするか」を意識しておく。
  • ハイライトと同様、最初に読む時は、「本の内容を理解すること」に集中する。
  • 一般に、重要箇所は太字や斜体で修飾されているため、そういった箇所を要約することがおすすめ。
  • メモはあくまで短く、端的に!

メモの例として、話者のFrank氏が”The POWER OF HABIT”という本のメモをとったものが、参考に紹介されていました(こちらのリンクを参照)

管理人のつぶやき

「メモの量はどの程度が適切か」は、非常に難しい問題です。
 個人的には、上記のFrank氏のメモ例は、少し書き過ぎでは?と感じました。この分量を書くには、手書きやスマホではなく、キーボード入力環境が必須になります。
 私の感覚では、伊藤羊氏のベストセラー「1分で話せ」のP.132にあった「超一言で包み込む」=10文字程度のワンフレーズで極限まで要約するのが良いと考えています。
 もちろん、ここは各人の考え方があって然るべきで、Frank氏も「メモの長さやフォーマットはあなた次第」と明言しています。

Tips その4:興味を持ち、実践する

  • 本の内容に興味を持つことは、学習と長期記憶にとって最も重要な要素。
  • 読んだことを実践し、感情を動かすことが非常に有効。
  • 時間があれば、他の情報媒体(ポッドキャストやYoutube等)から関連知識を得ることも、興味のレベルを引き上げるのに有効。

Frank氏はピアノが趣味とのことで、動画内でもピアノに関連する実践例が出てきます。
(リスニング練習として聴いていた段階では、この部分の意味が最も難しかったです…)

管理人のつぶやき

学習を進める上で、「興味を持つこと」は本当に重要だと思います。
最近、わが家の3歳の娘がすさまじい勢いでポケモンの名前を覚えていっているのですが、まさに「興味の力」を実感します。

Tips その5:適度な休憩をとる

  • 本や章を読み終えたら、散歩をしたり、ジムへ行ったりすること。(”Shinrinyoku”(森林浴)もおすすめ)
  • 読んだ内容を「漬け込む」(malination)ことで、既存の知識に新しい知識を馴染ませる時間が必要。
管理人のつぶやき

これも非常に納得できる内容です。
私の経験談として、Youtubeで1日中、本要約チャンネルを視聴した日がありましたが、明らかに脳がオーバーフローを起こしていて、情報の消化不良を起こしていると感じました。

まとめ

今回は、Thomas Frank氏の動画“How to Remember More of What You Read”(本の内容をより多く覚える方法)を紹介しました。

まとめ
  1. 先読みする
  2. 正しくハイライトする
  3. 読み終わった後にメモをとる
  4. 本の内容に興味を持つ
  5. 適度な休憩をとる

いわゆる「魔法のような方法」ではないものの、ここに書いた内容を実践することで、たしかに記憶の定着率は向上するように思いました。

編集後記

英語学習のモチベーション管理上、リスニング教材やリーディング教材はやはり自身の興味のあるものを選ぶのが有効ですね。

最近はこのような記憶術や速読術、言語習得論に関するYoutubeを観ているので、気に入った動画があればまた紹介したいと思っています。

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この記事を書いた人

良い習慣と「ハクナ・マタタ」の精神で、充実した人生を目指す30代男です。
異業種ベンチャーへの転職を機に、ブログとTwitterを始めました。

【興味・関心】
 読書、英語学習(TOEIC 現在935)、子育て、筋トレ、資産形成

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