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「生産性」とのつきあい方(緩急をつける)

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最近、心の余裕が減っています。

職場環境の変化、仕事量の増加、家庭内のプチトラブル。
単体ならまだしも、同時に来ると少々しんどいものがあります。

今までの私は、「生産性さえ高めればすべて乗り切れる!」という、ある意味脳筋な考え方で生きてきました。
一方でその状態が長く続くと、心身がすり切れていく感覚もありました。

今回は状況が長期化しそうな見込みのため、持続可能な体制を作ろうと試みています。
将来の自分が後悔しないために考えていることを記事にまとめました。

目次

「生産性マインド」のオンオフ

鍵になるのは「生産性マインド」とのつきあい方です。
この言葉は書籍『限りある時間の使い方』の中で、「効率化や生産性向上を追求する考え方」と紹介されています。

生産性マインドに支配されると、以下のような状態に陥ります。

  1. 常に「もっとできる」「もっと速く」と考える
  2. マルチタスクをこなそうとする
  3. 休憩を無駄なものと考える

今の私がこれに近いです。
特に3. は、「休憩するくらいだったら◯◯をやろう」という心の声が確かにあります。冷静に見てストイック過ぎると思うにも関わらず、やってしまっているものです。

もちろん、生産性を求めること自体は悪いものではありません。むしろビジネスをやる上では必須と言えます。
私も毎日のようにChat GPTやGeminiのお世話になっていますが、このおかげで残業が減っている部分は間違いなくあります。

管理人のつぶやき

先日は複雑なエクセル関数をGeminiが一瞬で生成してくれて、言葉では言い表し難い感動を覚えました。

問題は、このマインドに24時間支配されてしまうことです。
私の人生の目的である「自分と周囲の大切な人がご機嫌でいる時間の最大化」を達成するためには、無駄を楽しむ心のゆとりが必要です。

「昼間の仕事中は生産性マインド、夜やプライベートは『非』生産マインド」のように自在に出し入れできれば最強ですが、少なくとも私はそんなに器用な人間ではありません。

この強大な生産性マインドに少しでも抗うべく、現在考えている対策が以下の3つです。

  • カレンダーの色分け
    • 休日の少なくとも半日以上を「非生産性マインド時間」に設定
    • 「家族と出かける」「サウナに行く」などの予定を登録する(色は黄緑に固定)
    • ※「カレンダーですべてを管理する」という発想自体が生産性マインドの現れですが、ここは致し方ないと考えます。
  • Cue(合図)の設定
    • Atomic Habitsで紹介されている習慣化の大原則 “Make It Obvious.”(合図を明確に)
    • 「非生産性マインドをオンにする合図」をあらかじめ決めておく
    • 五感と結びつけるのが有効
      • 味覚:GABA入りチョコを一粒食べる
      • 聴覚:Youtubeのリラクゼーション音楽を聴く
      • 嗅覚:アロマオイルを嗅ぐ
  • あえて非効率な方法を選択する
    • 例1:日記を手書きで書く(ゆっくりしか書けないことで、落ち着いて考えられる)
    • 例2:スマホを使わずに飲食店を探す(五感を使ってマインドフルな状態になる)
管理人のつぶやき

番外編で、「定期的に落ち着いた松岡修造氏の動画を見る」も有効だと感じています。彼の普段の熱いキャラクターとの落差が秀逸で、まさに私の目指す「緩急を自在につける」の理想形がここにあります。

まとめ

「生産性マインドからの脱却」は、人生の重要テーマの一つです。
その方法をシステム化しようとしていること自体に壮大なジレンマを感じつつ、少しずつ前に進んでいきたいと思います。

この記事を書きながら、漫画カイジに登場する「ハンチョウ」を思い出しました。「スマホを使わずに飲食店を探す」も彼のやっていたことです。
休日を楽しむプロとも言える彼の生き方が、今の時代に求められている気がしてなりません。

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この記事を書いた人

良い習慣と「ハクナ・マタタ」の精神で、充実した人生を目指す30代男です。
教育ベンチャーへの転職を機に、ブログとTwitterを始めました。

【興味・関心】
・勉強、内省、読書、子育て、筋トレ
・英語学習を継続中:TOEIC 現在965

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