MENU

内省習慣を続けるために

この記事はプロモーションを含みます

先日、約4ヶ月間にわたって受けてきたライフコーチングが終了しました。

自分のミッション・ビジョンを言語化できたほか、人生を良い方向に進めるための気づきをいくつも得ることができました。

一方で、終了してまだ2週間も経っていませんが、既にもとの習慣に戻ろうとする復元力の強さを感じています。
例えば、コーチング期間中は日々の内省にも身が入りましたが、終わった後は「今日はいいかな」と思ってしまうことがあります。内省ノートを1日スキップしてしまい、次の日にまとめて2日分書くこともありました。
名著Atomic Habitsの格言、”Never miss twice.”(2日続けてスキップするな)を心に刻んで、なんとか耐えている状況です。

このため最近は、「いかに一人でも内省の習慣を続けていくか」を試行錯誤しています。
シンプルかつ強力なシステムの構築に向けて試していること2点を、今回の記事に書きました。

目次

内省には紙

過去の記事でもたくさん書いてきましたが、デジタル VS アナログの論争は永遠に終わることがありません。
結局、個人の好みと用途に応じて、最適と感じるツールを使い分けていくことになります。

内省習慣を始めて4年目になる現在の私の結論は、「内省には紙」です。

デジタルのキーボード入力では、タイプミスや変換ミスによるストレスが無視できません。
iPad Pro(リフレッシュレート120Hz)の手書きアプリもしばらく使っていたものの、書き心地にどうしても馴染めませんでした。また、書き始める前に「①iPadを取り出してセットする → ②アプリを開く → ③該当のノートを開く」という3ステップがあり、特に①が億劫だと感じていました。毎日やりたい作業では、物理的ハードルは低ければ低いほど好ましいです。

内省では、思考のノイズを極力排除して、心の内面に深く入っていくことが求められます。紙への手書きであれば、自分の好みのボールペンで、心に浮かんだことを書きなぐる作業に没頭できます。
A4ノートとボールペンを机上にセットしておくことで、スムーズに内省を始められる点もGoodです。

補足:使用ノートについて

東急ハンズで探したところ、私が求める「A4・方眼」のノートは意外に少ないことに気づきました。

有名どころのノーブルノートと、コスパの良いCampusノートを両方購入し、使い心地を比べている最中です。(ノーブルノートは高級感があって気分が上がりますが、ページ数が多く重たいというデメリットがあります)

iPhoneのリマインダーを使う

人は忘れる生き物です。
3年前の正月に立てた目標を覚えている人は、世の中にどのくらいいるでしょうか。

これを嘆くのではなく、忘れることを前提として「環境設定で補う」という発想を持てるかどうかが、人生の大きな分岐点だと強く思っています。

ここではデジタルツールが有効です。
具体的には、iPhoneのリマインダーで、毎晩23時に「内省ノートを書く」というリマインドを設定しておくのです。

「紙に書いて壁に張る」ことも一定の有効性がありますが、1ヶ月ほど経つと風景と同化してしまい、視界に入っても何も感じなくなるケースがあります。(経験談)

デジタルでは、「決まった時間に通知を受けて、そのタスクを『完了』にしたくなる心理」が、実際の行動を促してくれます。

管理人のつぶやき

もちろん、その通知を無視しないことが何より重要です。

「持ちたいマインドセット」を通知する

仕事に臨む姿勢や、コミュニケーションで意識したい点を通知するのもおすすめです。

私の場合、仕事で迷った時は「大変だが価値を生む選択肢」を選びたいと思い、「一歩前へ」を合言葉にしています。
現実にはその日の体調や諸々の条件によって、この意識を持つのが難しい日があるため、仕事前にこの言葉を通知で受け取ることで、マインドセットを少しでも整えてから仕事に臨みます。

その他、家庭内コミュニケーションにおいて、「家は安息の場所ではない。家こそが最も重要な取引先であると考え、行動する」という習慣を身につけるために、毎週末の朝には「常在戦場」という言葉が通知されるようにしています。

通知で受け取るメッセージは簡潔に、キャッチーであればあるほどGoodです。

(参考)私のスマホ画面
管理人のつぶやき

「家こそが最大の取引先」のマインドセットは、中田敦彦氏の「妻のトリセツ」要約動画から引用しました。この動画は激しくおすすめなので、パートナーのいる方はぜひ一緒にご視聴ください。

補足:リマインダーのカスタム設定

iPhoneのリマインダーは、通知する曜日・時間帯をかなり柔軟に設定することができます。

ポイントは、「繰り返し設定」の画面において、一度「平日」や「毎年」などの項目を選択してから「カスタム」を押すことです。これに気づいた時、軽いアハ体験が私に訪れました。

まとめ

今回はセルフコーチングを習慣化するためのテクニックとして、「①紙に書くこと」と「②iPhoneリマインダーを使うこと」の2点を書きました。

特に②について、欲張りは禁物です。
まずは1つのことを1週間続けてみましょう。感触が良ければそのまま続け、違和感があれば微修正を加えます。そして、「これは習慣化できてきた!」と感じられたら、新たな項目を追加してください。

セルフコーチングは豊かな人生を送るための大切な習慣です。
習慣化には伴走者をつけるのが最善だと分かりつつ、現実には難しい場合もあるため、今回の記事が私と同じような悩みを抱える方の参考になれば幸いです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

良い習慣と「ハクナ・マタタ」の精神で、充実した人生を目指す30代男です。
教育ベンチャーへの転職を機に、ブログとTwitterを始めました。

【興味・関心】
・勉強、内省、読書、子育て、筋トレ
・英語学習を継続中:TOEIC 現在945

コメント

コメント一覧 (1件)

目次