【英語学習】スピーキング力を鍛える（ChatGPT × ひとりごと）

今回は久しぶりに英語学習ネタの記事を書きます。

今年2月にTOEIC 950点を突破したことで、英語4技能のうちListeningとReadingについてはある程度満足しました。また、WritingはAIを存分に活用すれば良いと考えています。

そう、今の私が鍛えるべきはSpeakingです。

様々な学習方法をリサーチした結果、手軽さと効果の面から「ひとりごと英会話」が良いという結論に達しました。実は過去にトライするも上手くできず挫折した経験があるのですが、ChatGPTを活用することで再挑戦の道が見えてきたのです。

多くの人におすすめできる方法と感じたため、自分の備忘を兼ねて記事にします。

ChatGPTを活用した「ひとりごと英会話」の手順

必要なツール

• スマホのChatGPT公式アプリ（有料登録は不要）

基本のステップ

1. 事前準備：ChatGPTアプリ内の設定で、スピーチの「主な言語」を「英語」に設定
2. 新規チャットを立ち上げ、「キーボードの音声入力（日本語）」で“今日の出来事”などを話す（下図参照）
3. 文字起こしされたテキストを送信後、すぐに「停止」ボタンを押してChatGPTの回答生成を止める （次ステップでメモとして使用）
4. 「ChatGPTの音声入力（英語）」で、上記メモを英作文しながら話す
5. 文字起こしされたテキストを送信後、すぐに「停止」ボタンを押してChatGPTの回答生成を止める
6. 和文と英文を見比べて、言えた部分と言えなかった部分を振り返る
7. 和文or英文をコピーし、ChatGPTに添削してもらう。（プロンプト例：「自然な英文に添削して」）
8. 添削された英文を、感情を込めて10回以上音読する ＆ スクショをカメラロールに保存し、通勤中などのスキマ時間に読み返す（重要）

おすすめのテーマ例

• 今日の出来事＋感情
• 最近見たニュース＋感想
• 動画や本の要約＋自分の意見
• YouTubeの旅行系動画を見ながら実況（ミュート再生・2〜3分を1セット）

やってみた感想

まずは1週間、15〜30分/日というペースで実践していますが、良い手応えを得られています。
毎回新しい表現の発見があり、「感情を込めた復習音読」によってそれが染み込んでいく感覚です。
例えば、”It’s something I’m proud of.”（それはちょっとした自慢です）や、”put oneself in someone’s shoes”（誰かの立場に立って考える）など、今までの私の口からは決して出なかったであろう表現が定着してきています。
※もちろん、上記以外のもっと一般的な表現や構文の学びも大量です。

今のところ、この「ひとりごと英会話」こそが私の分厚いSpeakingの壁を打ち破る最終手段だと感じています。

まとめ：すべての鍵は “Make It Easy”

今回色々と調べる中で、各種英会話アプリ（SpeakやELSA）や文字起こしアプリ（Notta）との併用も試しましたが、最終的には「すべてをChatGPTで完結させる」のがベストという結論に至りました。シンプルな操作性に加えて、テーマ設定の自由度や回答精度、レスポンスの速さとも申し分ありません。

聖書 Atomic Habits に書かれている最重要の教え “Make It Easy” を追究した上で、磨き上げたそのシンプルな方法を「続ける」ことが肝要です。

この記事が、英語Speakingに苦しむ人の助けになれば幸いです。