およそ2ヶ月前、以下の記事で「タイムバケットを作ろう」という話をしました。
最近誕生日を機にタイムバケットを見直したところ、よい気づきがいくつかあったので、今回はそれを記事にします。
気づき①:誕生日は、タイムバケットを見直す絶好のタイミング
30歳を越えたあたりから感動は薄れてきましたが、やはり誕生日は自分にとって特別な日です。
私の場合、今年は家族のほかに会社の同僚からも祝ってもらい、自分が年齢を重ねたことを強く認識しました。
そこで思い出したのが、昨年11月に見直したタイムバケットの存在です。
「31〜35歳でやりたいこと」に挙げたもののうち、できていないものが結構あるということに気づきました。
中身を見ると今もやりたいものばかりなので、今年やるか、36歳以降に先送りするかの2グループに分類しました。今年やるものは妻と相談し、実行に移していきます。
漫然と過ごしていると、普段と同じように過ぎ去ってしまう誕生日。
自分から能動的に意味を見出し、人生を俯瞰的に考えるきっかけにすることが大事です。その時の「振り返りの手法」として、タイムバケットはとても優秀なツールです。
今回、年齢の変化としては1の位が一つ上がっただけですが、「31〜35歳」という数字の捉え方が自分の中で明らかに変わったのを感じました。
誕生日を迎える度に私が考えるのは、「小学生の頃に想像していた30代の大人と、今の自分とのギャップの大きさ」です。
幼少期の自分が想像していた30代は立派な大人で、「勉強を一通り終えて世の中の幅広いことを理解し、自信をもって日々を送っている」というイメージを持っていました。
実際にはそんなことは無く、世の中は分からないことだらけで、大いに悩みながら毎日を過ごしています。(共感していただける方は多いはず…!)
気づき②:タイムバケットは「スプシ管理」が吉
タイムバケットを見直していると、以下のことが気になってきました。
- これはいつからやりたいと思っている項目か?
- 達成はしていないが、進捗率はどのくらいか?
- もう少し一覧性をよくできないか?
そこで、今まではテキスト形式でまとめていたバケットリストをGoogleスプレッドシートに移植し、「追加日」「自分の年齢」「娘の年齢」「進捗・メモ」といった項目を追加しました。
そうして出来上がったのが、下図の「新・タイムバケット」です。(ただのスプシ)
今後、実現したものは「達成日」を記入し、逆に諦めたものは「取り消し線」で消した上で、リストには残します。
賛否は分かれるかもしれませんが、私は「諦めたもの」も人生の大切な一要素として残しておきたいのです。
セル色の変更・行の追加など、表形式の管理ツールとしての優秀さはやはりスプシが段違いです。
そして改めて、このサービスを無料で使えるGoogleという企業の圧倒的強さを感じます。
気づき③:見直さなければ忘れる
前回は約2ヶ月前に見直したばかりのはずですが、「31〜40歳の期間にやりたいこと」の中でも、挙げたことを忘れかけていたものがありました。
人は悲しいくらいに忘れる生き物であると痛感するとともに、復習の大切さを感じました。
忘れることを前提に、「誕生日」のようにイベントごとと紐づけて、見直しのタイミングを決めておくべきですね。
自分の誕生日以外に、パートナーなど「大切な人の誕生日」も良いタイミングです。
まとめ
今回、「誕生日のタイムバケット見直し」はとても良い習慣だと感じました。
年齢を重ねることをポジティブに捉え、「大人になるほどできることが増え、人生が充実してきている」という実感を育てていきたいと思います。
今回の記事が、読者の方の「タイムバケットを作成・更新するきっかけ」になれば嬉しいです。
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