かれこれ2年以上、Youtubeの再生履歴の保存設定をオフにしています。
こうすることで、ホーム画面におすすめ動画が表示されなくなります。

ある日の夜、ふと気まぐれでこの設定を解除してみました。
その瞬間から、ホーム画面には魅力的な動画の波が押し寄せてきました。
メジャーリーグの好プレー集、華麗なパルクール映像、そして中毒性の高いショート動画……気づけば普段はまったく興味のなかったはずの映像に次々と引き込まれ、Youtubeの視聴時間は1日あたり15分以上も伸びていました。
たかが15分、されど15分。
1年間で約90時間は、無為に過ごすにはあまりに惜しいです。
アルゴリズムには勝てない
Googleの優秀すぎるエンジニア集団が作り上げたYouTubeのアルゴリズムは、私たちの「脳が反応するツボ」を熟知しています。意志の力で抵抗することは難しく、少しでも油断すれば「沼」に引きずり込まれます。
一方で、Youtubeには本当に有益な動画も多いので、アプリの削除ではなく節度をもって活用したいというのが私のスタンスです。
そこで編み出したのが、「再生履歴の保存をオフにして、おすすめ動画を表示させない」という方法。
毎回、自分で見たい動画を検索することをルール化し、ある程度の主体性を取り戻すことができています。
ということで前置きが長くなりましたが、今回はこの方法を紹介します。
Youtubeの再生履歴の保存をオフにする手順
2ステップに分けて記載します。
【STEP1】現在保存されている再生履歴をすべて削除する
- Youtubeアプリを開き、ホーム画面右下のプロフィールアイコンをタップ
- 画面右上の「設定」(歯車マーク)をタップ
- 「すべての履歴を管理」をタップ
- 画面下部「履歴をすべて表示するには、本人確認が必要です」→「確認する」をタップ
- サインイン(Face IDなど)
- プルダウンから「すべてを削除」→「削除」をタップ【完了】
【STEP2】今後の履歴を保存しないようにする
- 「すべての履歴を管理」を再度開く(上記1〜3と同様)
- 「再生履歴を保存しています」をタップ
- 「オフにする」→「一時停止」→「OK」【完了】
これにてホーム画面は静寂そのものになります。
私の場合はショート動画の誘惑から解放され、アプリ使用時間は正常化しました。
「時間の使い方」を選び直す
SNSの強力なアルゴリズムに対して、私たち人間の意志力はあまりにも脆弱です。
だからこそ、環境設計がとても大切です。
YouTubeのおすすめ機能をオフにすることは、自分の時間と集中力を取り戻すための有効な一手になり得ます。
これからも、「仕組み」で自分を整える方法を探求し続けます!


