12月26日。
クリスマスが終わり、街は一気に年末モードになりました。
今年もサンタクロースが我が家を訪れ、
子ども達にベイブレードを置いていきました。
安全性と置き場所の問題から私は反対していたのですが、
娘の強い願いがサンタに届いたようです。
Life Redesign Book の紹介
さて、2025年を締めくくるために私が現在取り組んでいるのが、
「Life Redesign Book 2026」というワークブックです。
stand.fmの人気配信者・圓尾 瞳(マルオ ヒトミ)さんが制作されたもので、
「内省オタク」を自称する彼女の情熱と知見が詰まっています。
このワークブックの特徴は、2026年の行動目標を立てる前に、
まず自分の人生を徹底的に振り返る設計になっているところです。
たとえば、以下のような問いがあります。
- 1年を振り返って感謝したいことは?
- 子どもの頃に強く印象に残った出来事は?
- すごく迷った末に、何かを決断したエピソードは?
これらの「感情の記憶」にアクセスする質問たちは、
自分の価値観を言語化する強力なヒントになります。
結局、自分の価値観に沿っていなければ、どんなに高い目標も虚しいだけ。
この大原則を理解した人が作っている本だと感じました。

ちなみに質問数はなかなかに膨大なので、圓尾さん自身も「すべての項目を埋める必要はない」と仰っています。
以下、序盤のワークに取り組む中で特に印象に残った質問を抜粋します。
気づき① :感動の源は「信頼関係」
質問:最近、心を動かされたことは何ですか?
私の答え:
2年間伴走させていただいたクライアントからの、受講後アンケートです。
大学教授として多忙を極める中で長文のメッセージを書いてくださったことに感動すると同時に、
内容も読みながら思わず目が潤むものでした。(一部を改変して掲載します)
メッセージを読み終わった時、これこそが私が人生を懸けて取り組んでいきたいものだと確信しました。
すなわち、お互いに感謝とリスペクトを持った深い信頼関係を築くこと。
それは私と相手だけではなく、それぞれの周りの人の幸せにもつながります。



私のストレングス・ファインダーにおける最上位資質は「親密性」です。この方とのセッション中は、この資質が最高の形で発揮できているのを感じていました。
気付き②:子ども達の無垢な笑顔が、私の至上の喜び
質問:心からのピュアな喜びを感じた瞬間・時間は?
この問いを受けて真っ先に思い浮かんだのが、
冒頭に書いたクリスマスのワンシーンでした。
枕元のプレゼントを見つけた娘の目の輝きと、
両手を上げて「サンタさん、来てくれたー!」と歓喜する声。
その瞬間を家族で共有できたことに、この上ない幸せを感じました。
子どもの無邪気さには、大人も本当に心が洗われます。
さらに「どんな価値観が満たされて喜びを感じたか」という問いに対しては、
「人生の目的は、自分と大切な人のご機嫌な時間を最大化すること」という
自分の価値観を再認識することができました。
普段から意識しているつもりですが、やはり人の記憶は薄れます。
そのためこうして定期的に言語化することが大切です。
2026年を設計するために、まず軸を作る
感情が大きく動いた場面を丁寧に振り返ることで、
「自分は何に価値を感じる人間か?」が少しずつ見えてきます。
- 親密な信頼関係を築く仕事の時間
- 家族との喜びの時間
他にも出てくると思いますが、「これらの時間を増やすためには何をすべきか?」が、
2026年の私の行動指針になります。
また、ワークブックの P.22 を参考に抽出した「価値観のキーワード」としては、以下の言葉が並びました。
信頼・親密・深さ・誠実・素直・感謝・共創・成長
特に「信頼」と「親密」の2つは、私にとって極めて重要なワードです。
これらを大切にしながら働き、対価として頂いたお金で家族を養い、ご機嫌な時間を最大化する。
これが私の理想とする生き方・働き方です。
年末年始の静かな時間に、自分と向きあう
年末年始は、家で長い時間を過ごす方も多いと思います。
そんな時こそ、自分を深く見つめ直すチャンスです。
「今年、心が動いた瞬間は?」
「その時、自分のどんな価値観が表れたのか?」
ぜひ時間を取って、自分への問いを立ててみてください。
きっと、2026年のあなたの指針となる言葉が見つかるはずです。
私もまだ「Life Redesign Book」の序盤5%を進めただけなので、
年末年始はこのワークブックの世界にどっぷり浸ってみようと思います!




